香草・スパイス
ラロット
(PIPER LOLOT)
ラロットは広く栽培されている香草で、焼き料理やスープに使われ、関節痛や消化不良などの薬効でも知られています。
生育条件
温暖・多湿 気候
高湿度 水分
軽い土壌 土壌タイプ
準備
密度:30x20cm(条間×株間)
水やり
多め
毎日または1日おき
ラロット
Piper lolot
春夏
適期 35-40
収穫までの日数 1. 生物学的特徴
草本で、節から根が出ます。葉はハート型で、5本の主脈があります。
2. 用途
焼肉の香りづけやスープ(タニシと豆腐のスープなど)、薬用。
3. 栽培技術
挿し木で増やします。軽く、有機質に富んだ土壌を好みます。
I. 用途と価値
ラロットは広く栽培されている香草です。タニシと豆腐のスープや、牛肉のラロット巻きなどの料理には欠かせない独特の香りがあります。また、肉やエビのスープに加えると清涼感があり美味しいです。
"関節痛や消化不良に効く貴重な薬草"
健康効果: 膨満感、消化不良、風邪による頭痛、肩こりなどの治療に使われます。
II. 生物学的特徴
- 茎と根: 多年草で、這うように広がります。節から不定根が出ます(2〜5本)。
- 葉: ハート型で、表面は濃い緑色で光沢があり、裏面は淡い緑色です。基部から5本の主脈が放射状に伸びています。
- 花と果実: 葉腋に花が咲きます。果実は液果で、種子は1つです。
- 気候: 高温多湿を好み、散乱光(日陰)を好みます。
- 土壌: さまざまな土壌で育ちますが、軽くて通気性が良く、有機質に富んだ中性pHの土壌が最適です。
III. 栽培技術
1. 栽培時期
- 通年: 暖かい地域では一年中。
- 最適期: 春から夏。
2. 土壌と肥料
畝作り: 幅1.1〜1.2m、高さ0.15〜0.2m。
1,000m²あたりの施肥量:
- 有機肥料:1〜1.5トン
- 過リン酸石灰:50〜60 kg
- 塩化カリウム:15〜20 kg
- NPK(複合肥料):40〜50 kg
* 元肥:有機肥料全量、リン酸、カリの1/3。追肥:NPK、残りのカリ2/3。
3. 繁殖とケア
- 繁殖: 挿し木。元気な株から18〜20cmの長さに切った茎を使用します。
- 植え付け間隔: 条間30cm、株間20cm。茎を斜めに挿し、2〜3節を埋めます。
- ケア:
- 水やり:常に湿り気を保ちます。毎日または1日おきに軽く水やりします。
- 中耕・土寄せ:活着して緑色が戻ったら、軽く中耕し、土寄せして雑草を取り除きます。
- 病害虫防除:害虫は少ないですが、必要に応じて総合的病害虫管理(IPM)や生物農薬を使用します。
IV. 収穫
- 時期: 定植後35〜40日。
- 方法: 地際から12〜15cmを残して茎ごと刈り取るか、葉を摘み取ります。老化した葉や若すぎる葉は避けます。
- 調整: 5〜7枚の葉を束ねてまとめ、きれいに洗います。
肥料 (1,000m²あたり)
1-1.5トン 有機肥料
40-50 kg NPK
50-60 kg 過リン酸石灰
15-20 kg カリウム
生育サイクル
植え付け
春夏 - 挿し木
ケア
水やり、除草、土寄せ
収穫
35〜40日後
消費
5〜7枚の葉を束ねる